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jukenこれは前の記事の続きです。ですが、ビジネスマンに「大学受験」とはそぐわないテーマですね。でもほとんどの熟年層が過去に自分で経験したことでしょう。また、自分たちの家族がこれで悩んでいるかも。まぁ、典型的でわかりやすいので、このテーマにしました。

さて、問題をふるいかけた後、どうしても解決しなければならないことに取り組みます。
何か例を出せば、わかりやすいのですが、人生上、あまりに大きな節目、事件は個別の条件がありすぎて例証が困難です。

たとえば、死別、致命的病の宣告など。これらについては、なかなか一般化できないので、もっと一般化できそうな例を出します。

そう、大学受験などどうでしょうか。

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それまでは、何も気が付かずのんびりしていて、あるとき、急に、父の会社が不況で減給。
とりあえずの生活は続けられるとして、自分将来のことを考えていたら、受験の時期は、あと半年しかないという状況。
しかも、世の中は不況であることに気づいてしまい、できるだけ難関の大学に入らないといけないという焦りにかられたなどというケース。

決して稀ではないですね。

おそらく次のようなアクションを取るでしょう。
まず、名の知れた予備校、塾などで説明を聞きます。必要ならテストを受けて、自分の位置(偏差値)を確認します。そして、受験には攻略法があることを知ります。習得すべき解法の量と残された時間を比較して、どこまで追いつけるかを確認します。

あと8か月は必要だとなると、間に合いません。不足した33%の日数を睡眠時間を削るなりして捻出。合格確立を割出し、とにかく取り組む。

100%準備可能となれば、それは幸運ですが、この例のようにすでにスタート時点で間に合いそうにないことが、わかっている場合、とりあえず取り組んで、高い目標に臨むか、1ランク下げるかを直前に迫られることになります。

次第に具体化し、1浪すべきかどうかも迫られるでしょう。高いランクの大学に1浪して入ることと、準ランクの大学に現役で行くこと、そのどちらが社会的に評価されやすいかを社会人の人たちに相談するのもよいと思います。

このように、とらわれをなくせば、そのおかれた状況に応じて、悩まずにふるまいを変えられます。

重要なのは、そして後悔しないコツは、気づいたからには、真剣に考え、問題と取り組むことです。