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最近、腰痛がきつくなってきました。日本に居るころ、20年ぐらい前に患った「ギックリ腰」の後遺症です。でも当時、確かな治療をしたわけではなかったんです。あの時、あまりに痛いので医者の行ったら、レントゲンを撮り、腰椎の一部の間隔が短くなっているということで、それが原因というのは分かったのですが、結局「これは治らないよ。痛いなら、痛み止めを出そう」という、なんともお粗末な診断でした。まぁ、きっとこれからも折に触れつぶやくと思いますが、これが西洋医学です。もちろん、西洋医学を否定しませんよ。非常に高度に進化を遂げつつある科学で、これなくして、人類の長命化はあり得ないですから。

このテーマを置いておくこととして、実は医者にかかる前からわかっていたことなので、とはいえ、西洋医学の診断能力は優れモノなので、それで確かめたかっただけです。他の疾患がないかどうか。

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で、結局、鍼を打つことになりました。初めての経験でした。週に2回、一か月ぐらい通って、ほぼ完治しました。しかし、腰にしこりが残り、なんとなく、また隙あれば再発するぞという感じはありました。その後、その名人鍼師もどこかへ転院して会うこともなくなり、若干の再発の都度通うこともできなくなり、ごまかしてしました。海外に出てしまったので、なおさら施術は受けていません。中国、台湾、香港などいかにも本場で施術を受けられる機会は有りながら受けていません。

そんな当時、反省したことがあります。今から数えれば、39年前になるのですが、ヨガにかぶれていました。ビートルズ来日なんて時代にはまだ中学生だったはずで、音楽そのものにはかぶれませんでいたが、彼らの残した「インド思想」の席巻するまっただ中に時代に居たので、精神世界に傾倒し、ヨガも多少覚えました。高校生の頃、1週間ぐらいかけてシルシアサナ(頭でやる逆立ち:写真参照↓)ができるようになりました。体は堅かったので、もともと無理をせず、適当な加減までしかのめり込まないので、適当なレベルまでしか覚えませんでした。

Salamba Sirsasana

当時は若かったので、「ヨガ=健康法」という考えは理解できず、「ヨガ=能力開発」という理解でした。今から思えば、何の能力開発につながったのはわかりません。

その後、疲れた時、気分転換したいとき、短眠熟睡を強いられた時など、ヨガ(言い忘れました、ハタヨガです)を思い出し、簡単に済ませる程度で取り組んでいました。

せっかく、覚えたのに、腰痛の予防、治療に使えば良いのに忘れていたのです。
鍼治療で治ったあとの腰のしこりにより、体が堅くなっていたようです。「ウルドワマツエンドラアサナ」という名前だったはずですが、腰を横にひねるポーズが、できなくなっていたのです。終わった後のそう快感も無い状態。

今、なんと、それらを反省して、再度ヨガに取り組んでいます。
今度は健康法として、時間の流れは速いものです。19歳当時は、「これで超能力を身につけるんだ!」などといって、ヨガを始め「健康法」として取り組みなんて馬鹿にしていたのに。

3日かけて、シルシアサナを取りもどしました。このポーズは、肥満や高血圧の状態では控えた方が良いポーズです。変な話ですが、ここ一年ぐらいで、ただ「夕食時、ご飯を1膳」に抑えるという方法で、血圧、体重、コレステロール、尿酸値が正常化していたのです。そのため、心置きなくシルシアサナを興じることができるようになりました。でも、1日一回という教えは守っています。

実はシルシアサナは短眠熟睡に効果があります。出張続き、どうしても寝る時間が取れないとき、ホテルのベッドの横で。これをやると、うまく出張をこせるのです。


参考情報: ヨガマット ヨガレッスンDVD 

ホットヨガスタジオLAVA