哲学の記事一覧

とうとう60歳になりました。でもわかったことはとても少ない。

まず人は生まれます。私の記憶では赤い世界の中でのんびりしていたら、誰かが「覚悟を決めてもうここから出なさい」といったんです。居心地の良い世界だったんですが、もう観念しなければならないと思いました。そうしたら柱が見えた。そうして生まれたんですね。

私は、私より前に生まれてきた人たちの造った世界に組み込まれました。有無を言わさず。いい悪いではありません。このことを評価はできません。だた、やみくもに組み込まれたんです。いきなりリアリティのある世界にです。組み込まれました。法則らしきものがあったり、ルールがあったり、強制的にです。組こまれました。誰にも平等に、人は一人で生まれ、強制的にそれより前に一人で生まれてきた大勢の人たちの世界に組み込まれるのです。拒否できません。別の道も選べません。誰も平等に。これは真実です。アプリオリに明証な気がします。不思議ですね。
「世の中不思議なことばかり」の続きを読む »

哲学, 宇宙

60年近く生きていると、この世の問題の根源は人間を恐怖で縛ることだと思うようになりました。恐怖で縛るのは、最も許されないことです。会社、学校、家庭、国家、どの問題をとっても共通の問題は、「恐怖」でしょう。

最もわかりやすいのは、「宗教」。

私が思うに、理想の宗教は、次の条件を備えていなくてはなりません。
1.人を恐怖で縛らないこと。
2.信者からお金を一切巻き上げないこと。

そのうえで、人々に希望を与えるのが理想の宗教です。

1.の意味ですが、これは、「~をしないとXXXになってしまいます」とか「~を欠かさずしなければなりません」などのように、
「~しなければならない」という条件を課すこと。これを聞いた人は、「~をしないとまずいんだな」と思うようになります。これは絶対に課してはならないことです。要は、人に恐怖を植え付けることだから。
恐怖からは何も生まれないし、恐怖からある程度の秩序や効果が得られたとしても必ず限界があります。
だから、「~しなければなりません」という条件を課す「恐怖」を受け付ける宗教は偽りです。

「~しなければなりません」から自由になってください。すぐに自由になれなくても構いません、というのは「自由にならなければならない」という囚わた状態は好ましくないので。適当にマイペースで徐々に束縛から逃れてください。

束縛から逃れることで、精神的に悪い方向にはいきません。
罰を受けることは、この宇宙ではありえません。
何故なら、無条件に皆、存在し始めからです。無条件に存在を続けられるはずです。
そうでなければ宇宙そのものに矛盾が生じます。

ただ、束縛を与えている人から物理的に危害を加えられる場合があるので、
そのような場合は注意が必要です。
物理的な束縛から逃れる方法は別の時に話しましょう。

2.については、「お金」は、今、貨幣経済に生きる人々にとっては、物質的な面だけにおいては基本的なよりどころなので、この重要なものを差し出すようにいうのは、絶対にあってはならないのです。おそらく宗教活動の維持拡大、あるいは教祖の生活維持向上のために差し出させるのだと思いますが、その必要性は真の宗教にはありません。もちろん、信じる人が自主的に、恐怖から逃れるためでなく、無償で差し出すことは止められませんし、そのような行為は美しいと思います。

こう言ってしまうと、この世に存在するほとんどの宗教が「正しくない」ということになりそうですね。
私には、ひとつひとつ批判したり評価したりする興味はありません。
ご自分で判断してください。

また、ここまで「宗教」と表現した言葉を「組織」と言い換えても同じです。
一人一人は非力な人間。すぐには正せないので、徐々にゆっくりと変革していきましょう。
「恐怖」「強制」はなしですよ。これらは失敗の条件なので。

ゆっくりとでも一歩一歩進めていけば必ず問題は解けます。
それは宇宙の秩序だから。

哲学, 宇宙, 心理学

ラグビーのワールドカップで盛り上がっています。

五郎丸選手の体格すごいですね。ラグビーは詳しくないですが、私が思うに、格闘技よりも強い体力が必要なのではないかとも思うのです。大概の格闘技は1対1で戦い、正面から攻めます。相手の動きをよく見て、突っ込んだり、組んだり、かわしたり。しかし、ラグビーのタックルは、どこから来るのか予防のしようがありません。格闘技ではありえない、後ろからの不意打ちもあります。そのため、特に攻撃を受けとめる力、タフさは格闘技選手より求められるのではないかと思うのです。

ラグビーの話題が盛り上がったのは、確か、南アとの試合に勝った直後ではなかったでしょうか。

南アといえば、過去にはアパルトヘイトの国でした。アパルトヘイトは、白人至上主義で、黒人が支配されている差別状態。しかし、民族運動の結果、ついには黒人が主権を取ります。立役者はネルソン・マンデラ氏でした。
「自由から逃げるとは」の続きを読む »

哲学