哲学の記事一覧

ハタヨガの記事を書いたついてに、続けてマントラについて。マントラ(真言)とは、自分なりに解釈している意味では、目に見える手段では難局を切り抜けられないときに、自分を落ち着かせ、自分で気が付いていない解決法を見出す手段であると考えています。その効果的実践手法が、マントラヨガということになります。

マントラだけでなく、一般にヨガは、一般的には、「科学的手法」とは評価されていない方法です。通常は科学的手法を行使して、問題の解決にあたります。また、客観的対象に疑問がある場合、科学的手法でその対象を理解しようとします。これは人間の理性の作用として、基本的だと思います。しかし、科学で全てが解決するわけではありません。また、科学も進化の途上にあります。全てが把握しきれるわけではありません。

簡単な例で説明します。たとえば引力ですが、古典力学の世界では完璧なまでにその特性が明らかにされています。しかし、極端に小さな世界や大きな世界では、その世界の法則性を記述するには限界があり、理解するには量子論、相対論が必要となってきます。そして、この宇宙の事象すべてを説明はできません。また、引力が何故あるのかも誰にも説明できません。科学とはそのような方法論です。
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哲学

最近、腰痛がきつくなってきました。日本に居るころ、20年ぐらい前に患った「ギックリ腰」の後遺症です。でも当時、確かな治療をしたわけではなかったんです。あの時、あまりに痛いので医者の行ったら、レントゲンを撮り、腰椎の一部の間隔が短くなっているということで、それが原因というのは分かったのですが、結局「これは治らないよ。痛いなら、痛み止めを出そう」という、なんともお粗末な診断でした。まぁ、きっとこれからも折に触れつぶやくと思いますが、これが西洋医学です。もちろん、西洋医学を否定しませんよ。非常に高度に進化を遂げつつある科学で、これなくして、人類の長命化はあり得ないですから。

このテーマを置いておくこととして、実は医者にかかる前からわかっていたことなので、とはいえ、西洋医学の診断能力は優れモノなので、それで確かめたかっただけです。他の疾患がないかどうか。
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健康, 哲学

ニュートンについて書いたので、アインシュタインは避けて通れません。

相対性理論で有名なのですが、この理論は一般的にどれだけ知られているのでしょうか。

この人ですね↓ まぁ、知らない人はいないでしょう。

einstein

でもこの人の業績を良く理解している人は逆にすくないでしょう。

相対性理論を解説するなんて、大それたことはできませんが、共感した部分等は多少紹介できます。

相対論から導き出された考え方のひとつに、一人ひとりの持つ時間の進み方は近くに居る場合は同じに見えても、距離が空けば異なるという考えがあります。通常体験しないことなので、わかりにくいと思います。

ただ素人ながらに想うのは、逆に私の時間と、遠くに旅行している友人の時間が何故同じでなければいけないか、については疑問を持っても良いだろうと思います。

子供のころ感じていたのですが、腕を上から下に振り下ろす間に、遠く離れた世界では、何十万年も経ってしまうこともあるのではないかと思ったことがありました。このこと自体は、相対性理論とはずれていて、進み方のことなる時間は運動にかかわるのですが、目に見えない世界について、目に見える範囲での世界を同じだと考えるのには、私は大いに疑問をも持っていました。小学6年生になって「相対性理論」に出会ってから、少し安心したのを覚えています。

哲学, 宇宙