宇宙の記事一覧

「宇宙が始まる前には何があったのか」は、ローレンス・クラウス氏の著作です。英文の原題は、「A univerce from mothing」(宇宙は無から生まれた)という題名で、これは私にはただ事ではないテーマです。この本のタイトルは、以前の記事『「無」とは何か』で紹介しています。7月末ごろ購入し、読み始めたのですが、ようやく読み終わりました。難解な箇所を何度も読み返しました。

幼少時より、次の疑問に不意に襲われ、なんとなく自分から浮いたような恐怖を体験してきました。

宇宙はいつから存在するのか
宇宙がある時点から始まったとすれば、その前はどうなっていたのか、またそのことを解明できるのか
時間に始まりがあるのか、終わりがあるのか
時間が始まる前を問えるとすれば、時間の存在しない世界をどう想像すればよいのか
無から有が生まれるのか
無とはどう理解すればよいのか

などです。問いかけ自体も正しいかどうかもわからない問いなのです。
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宇宙, 時間, 科学

ニュートンについて書いたので、アインシュタインは避けて通れません。

相対性理論で有名なのですが、この理論は一般的にどれだけ知られているのでしょうか。

この人ですね↓ まぁ、知らない人はいないでしょう。

einstein

でもこの人の業績を良く理解している人は逆にすくないでしょう。

相対性理論を解説するなんて、大それたことはできませんが、共感した部分等は多少紹介できます。

相対論から導き出された考え方のひとつに、一人ひとりの持つ時間の進み方は近くに居る場合は同じに見えても、距離が空けば異なるという考えがあります。通常体験しないことなので、わかりにくいと思います。

ただ素人ながらに想うのは、逆に私の時間と、遠くに旅行している友人の時間が何故同じでなければいけないか、については疑問を持っても良いだろうと思います。

子供のころ感じていたのですが、腕を上から下に振り下ろす間に、遠く離れた世界では、何十万年も経ってしまうこともあるのではないかと思ったことがありました。このこと自体は、相対性理論とはずれていて、進み方のことなる時間は運動にかかわるのですが、目に見えない世界について、目に見える範囲での世界を同じだと考えるのには、私は大いに疑問をも持っていました。小学6年生になって「相対性理論」に出会ってから、少し安心したのを覚えています。

哲学, 宇宙