太陽フレアの話を記事にしていますが、
太陽の活動上、黒点の数も地球にはとても影響度が高い。

太陽黒点は周囲より温度が低くなるために黒く見え、4000℃、
通常の太陽表面温度は6000℃です。

写真は、2003年の最大級の黒点の映像です。
太陽黒点

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太陽磁気が強くなることが黒点の数を増やすと考えられており、
磁気が強く黒点が多いことは太陽が活発になっていることを示すのだそうです。
ということは逆に黒点の数が減ると太陽が弱い状態で、
地球の寒冷化が増すといわれています。

良い話では、経済の好調期には黒点の数が増すという統計データがあり、
逆に同じ時期に災害の発生も多いという気になるデータもあります。

またこの黒点の増減の周期は約11年。

ただ気になるのは、一般に流布している情報で違いがあること。
今、減少期であるという説と増加しているという説があり矛盾しているのです。

これを調べてみました。

まず減少説が出た根拠として、黒点数ゼロが記録されたという記事が
2014年7月19日に、LosAngelesTimesに掲載されました。

2013年には11年周期でカウントすると数が増える時期に突入すべきが、
まだ増え始めていなかったのです。

そういうわけで、なかなか増えない、
遅れているのか何らかの異常事態かと騒がれたというわけでした。

実際の数値を見てみましょう。
黒点と言うものは、簡単に数えられるわけではなく、
形、色、集まり、密度、観測する望遠鏡による差異など
微妙な問題があるため、標準値を参考に使います。

F10.7といいますが、波長が10.7センチメートル(周波数が2.8GHz)の太陽電波の強度で、
太陽黒点相対数と同様に太陽活動を表す値としてよく使われています。
太陽黒点相対数とF10.7の値の間には、よい相関があります。

月刊の平均値は、単純平均ではなくSIDCという組織が定義した数値です。

100-200個を越えてくると、大きな数といえます。
昨年の10月ぐらいから増えてきてはいます。

年月    黒点数 F10.7値
2013年09月 37.0  102.7
2013年10月 85.6  132.3
2013年11月 77.6  148.4
2013年12月 90.3  147.7
2014年01月 81.8  158.6
2014年02月 102.3  170.3
2014年03月 91.9    149.9
2014年04月 84.7  144.3
2014年05月 75.2   130.0
2014年06月 71.0  122.2
2014年07月 72.5   137.3
2014年08月 74.7  124.7
2014年09月 87.6  SIDC集計中

また、この9月後半の数値は次のとおり。
9/25ぐらいから100を越えてきています。

年月       黒点数 F10.7値
2014年09月21日  72   124
2014年09月22日  87   130
2014年09月23日  90   138
2014年09月24日  76   145
2014年09月25日  139   158
2014年09月26日  203   170
2014年09月27日  159   181
2014年09月28日  200  181
2014年09月29日  160  175
2014年09月30日  166  162

これを見ると、2013年に来るはずの極大期が、かなり遅れながら
ようやく傾向が出てきた感があります。
もう少し見守る必要がありそうです。

さて、直近の極大期は、1999-2002年ごろであり、極小期は
2008-2009年頃でした。

確かに2000年前後の経済はまだましな方でしたが、
2007年以降、企業の収益はいわゆるどん底的な状態に陥りました。

バブル崩壊のピークは、’90年ごろですが、それに先立って’86-89年に黒点数は
極小期でした。

経済の浮き沈みは、結構、黒点数に依存しているといってもよさそうなくらいの
傾向性があります。

災害の方はどうかと言うと、
これは極小期/極大期の波とは傾向性が異なるようです。

地震を例にとれば、確かに黒点数がその前後の日と比べてピークに近い日に、
発生しているとは、言えそうです。2011年3月11日の悲惨なM9.0の地震の日、
黒点数は63個でしたが、その3日前の8日は93個で、その近辺ではピークの数です。

数が多くなって、物理的影響が出るまでに時間がかかるため、
ピークの後に影響が出ることはありえます。

でも、100-200レベルに達しない状況でも大きな地震は起こっています。
あくまで、その前後お比較して大きな数の時を考えた方が良いようです。

1960年のM9.5チリ地震は、112個、それより前の日と比べて増えつつある数の日でした。

関東大震災も100個を越える数で、その前後に比べピークに近い日に発生。

また、インフルエンザ等も極大期に発生しています。

フレアの記事で書いた、御嶽山の噴火は、9/27。その前日は203個で、
増えつつある時期のピークとなる数。

エボラ、デング熱なども、遅れながらようやく増えつつある時期になって、
急に発生しているような気がします。

経済の好転が大歓迎ですが、天変地異や伝染病パンデミックは困ります。
「太陽の活発化」⇒「人の精神性の昂揚」、「地殻変動」、「病原菌の活発化」など、
の関連性を否定はできない気がします。

9/11のx1.6級のフレア発生、この9月後半になってどうやら黒点の増加傾向発生から
考えると、太陽は緩やかに活発化し始めているようです。

このような要素もひとつの有効なデータととらえ、
過信する必要はないですが、今後の生活環境を維持、
向上させるために、活用していくことも意味があると思います。

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