このタイトルは現在の私の年齢ではありませんね。
今、私は50代後半、もう40代ではありません。
ただ、40代は海外で過ごしたので、
こんな記事タイトルにしました。
40代は、知力、体力そして経験値すべてがピーク。
経験値は頭の動く限り、どんどん伸びるものですが、
それを具現化するには、体力もいるので。
ほとんどが中国で過ごした感じです。
企業派遣者として、取引先の開拓で、TOP同士で、アジアの場合、
乾杯の嵐。かんぱいではなくてカンペーですね。
常に、企業代表としてというより「日本人として」何ができるかを探った時期でした。
皆、企業代表人で、なんとか任期を無難に全うする
腰掛のようなサラリーマンが多かったと思います。
海外派遣者って、結構、この腰掛が多い。
私が最も興味がわかないタイプ。
仕事するなら、そこに至る経緯には関係なく、
その完成度高くやれよ!
といいたくなります。
誤解しないでください。
ワーカホリックの強要やパワハラ、セクハラなどは
もっとも忌むべきものと考えています。
野蛮、蛮行の類です。
人間たるもの、いや男たるもの、自分と家族を大事にしたうえで、
なおかつ、ある余る力で、かかわった仕事は好き嫌いにかかわらず、
結果は最高の出来栄えで無ければなりません。
しかも、こに自己犠牲は最小限に食い止めるスキルがなくてはなりません。
また、これは個人としての美学であり、
「私は自ら共感する者のみ来たれ!」
と考えており、決して、他人に強要しません。
価値の説明はしますが、
強要はしません。
そんな仕事哲学で、長年頑張ってきた会社に、
自分の努力との因果関係はないのですが、
裏切られるような事態に遭遇してしまいました。
周囲からは「人を見る目がなかったね」
と言われました。
次の記事でそのさわりをまとめます。
香港での起業は比較的簡単であるという話をしましたが、
では、実際に企業が進出している国としては、そのランク付けは
どうなっているのでしょうか。
東洋経済『海外進出企業総覧』によれば、
2013年の速報までわかるのですが、TOP-10は次の通りです。
中国
インドネシア
インド
ベトナム
メキシコ
韓国
タイ
アメリカ
香港
台湾
またその前の2012年は、
中国
インドネシア
タイ
アメリカ
ベトナム
インド
シンガポール
韓国
香港
マレーシア
メキシコ
やはり、中国が一番ですね。
インドネシアも伸びてきています。
この1年間で、差が出ていますが、
やはり、インドネシア、ベトナム、タイは強いですね。
日経企業が進出する国として、中国以外には、
この中でもタイが一番人気がありました。
ちなみに2007年のランクですと次の通り。
中国
アメリカ
タイ
インド
ベトナム
韓国
香港
イギリス
オランダ
メキシコ
実はタイは、アジアの国では稀なことですが、
外国に占領された歴史がありません。
そのため、英語文化には晩生です。
英語が通じにくいにもかかわらず、
宗教的観点もありまじめで従順な国民性から
生産性を上げやすいという利点があったようです。
コスト安の観点から、近年では日系企業の中国進出が盛んでしたが、
今はもう、極端に言えば10年間で10倍ぐらいの作業者コストになり、
「コスト安」はもう過去の話。
そこで、タイ、インドネシアが浮上しています。
以上は、企業誘致的観点からの話。
個人起業としてどうかというと、
香港に継ぐ国は、上表には出てきませんが、
「マレーシア」ではないかと考えます。
マレーシアには次のような利点があります。
・英語が通じる
・天候が穏やか
・IT産業には優遇制度がある
・比較的安全である
・親日的
会計会社さえ選べば、この国も香港同様、
安価な手数料と資本で会社が作れます。
銀行口座開設時にはVisaが要りますが、
一旦開設してしまえば、以降Visaの提示の必要性はありません。
海外でビジネスを始める重要度を記事に書きましたが、
最初に手掛けるとして、どの国がやりやすいでしょうか。
それはもちろん「香港」です。
なんといっても法人税が最安値の16.5%。
ちなみに日本は基本23.9%。
シンガポールも17%と低く英語のスキルは香港より高いので、
過去にたくさんの企業が進出しましたが、
なんといっても物価が高いので、その辺、躊躇する人もいますね。
で、やはり香港が初心者には良いでしょう。
香港の英語レベルはちょっと疑問なのですが、
ビジネスで出会う人たちは問題ありません。
香港の場合、すでに売りに出されたリストアップカンパニーの中から選んで、
自分の会社にします。
日本でもその辺、アレンジしていますが、
ある程度言葉ができるなら、現地に乗り込んで、
会計会社から説明を聞いて自分で会社を始めた方がよいでしょう。
もう、15年前の話なので今では若干異なっていると思いますが、
30万円もあれば十分に会社を作れたはず。
日本を離れる前に慎重にメール等で調整しておけば、
もっと安価でできるでしょう。
それから当時は2名で会社が作れました。
しかも、資本金は各1香港ドル、合計2ドルという出資。
情報ビジネス系であればすぐに増資しなくてもOK。
また社長が常駐する必要もありません。
会計監査のサインだけ必要ですが、多くの場合現地で処理しますが
郵送でできないこともありません。
香港の銀行ですが、HSBCならパスポートで口座が開けます。
ただ、このときは、銀行に出向く必要がありますね。
香港の会社にUSドルで取引した外貨を貯めて、
必要な時に日本へ送金することができます。
ネットビジネスであれば、たとえば海外のASP経由のアフィリエイト、
あるいはGoogleAdsenceなど、海外の銀行口座へ振り込んでもらえます。
香港産のマニアックなモノを日本へ輸出するのも面白いでしょう。
最初は少額の遊び程度の稼ぎでも、
膨らんで来れば合法的に処理しなければなりませんので、
きちんと起業した方がよいでしょう。