この人物、フェルマーといいます。17世紀に生きたフランスの数学者。
フランスという国は、多くの数学者、哲学者を生み出しています。
子供の頃から、世界は存在するか、私とは何者かなどと議論しているようです。
さて、このフェルマーの有名なエピソードとして、フェルマーの最終定理があります。
フェルマーの最終定理とは、
3 以上の自然数 n について、xn + yn = zn となる 0 でない自然数 (x, y, z) の組が存在しないというものです。
n=2の場合は、小学生でも知っているピタゴラスの定理、あるいは3平方の定理と呼ばれるものになります。
「直角三角形の斜辺の2乗は、他の2辺の2乗の和に等しい」というやつですね。
こんなに簡単そうに見えるのに、n=3以上になるととてもややこしくなるんですね。
フェルマーは、古代ギリシャの数学者ディオファントスの著作『算術』を読み、
本文中の記述に関連した着想を得ると、それを余白に書き残しておくという習慣を持っていました。
それらは数学的な定理あるいは予想ででしたが、限られた余白への書き込みであるため、
また充分な余白がある場合にも、フェルマーはその証明をしばしば省略していました。
彼は「この定理に関して、私は真に驚くべき証明を見つけたが、この余白はそれを書くには狭すぎる。」
という書き込みを残したまま他界してしまいました。
その後誰も証明できず、反証もできなかったので、フェルマーの予想とか、フェルマーの最終定理と呼ばれ、
時代を超えた超難問のひとつに数え上げられるようになりました。
ところがかれの死後、ようやく360年後にアンドリュー・ワイルズによって完全に証明されました。
証明が発表されたのは1993年のこと。実際は完全な証明になるのは、1995年です。
私が初めての海外駐在で欧州に渡った年なので、よく覚えています。
だんだん年がバレますが、確か、中学2年生の頃、これは数学ではありませんが、
ジェラルドファインバーグが、超高速粒子タキオン粒子を提唱したという記事を科学雑誌で読んで以来の
驚愕すべきできごとでした。
時代を超えた超難問はいくつかあります。
それらは「ミレニアム懸賞問題」と呼ばれ、100万ドルの賞金がかけられています。
その中で、最近の出来事では、難問のひとつのポアンカレ予想が、
ロシア人のペレルマンによって解かれ2006年に検証されています。
100万ドルを稼ぐにはネットビジネスの方が簡単であることを誰か証明してみませんか。