昨日のテレビ番組で、エレベーターの乗り方というテーマが挙げられていました。
エレベーター内の空間というのは、とても特殊で、
よく「エレベーターの中で、二人きりになりたくない人」
などという比喩があるほど、
人の性格が出る空間でもあります。
番組の中では、そのような話は出ず、
後で降りる人が奥へ入るべき、
とか、入口前の集団は、
一旦降りて、後ろの人を下すのが常識なのに、
できていない人がいる。
操作盤の前立ったら、開閉係をするのが常識。
話し込んで入り、外の人と別れる場合、
速やかにやるべき。またそんな人を操作盤の前の人は、
会話が終わるまで若干待ってしまう、
など。
常識、モラル、不満等、だいたい想像できる内容の話が網羅されていました。
私は、いつも感じているのは、
欧州のマナーとの違いです。
欧州では、見知らぬ人同士でも、乗り合わせると、
必ずあいさつします。笑顔で。
それで、一緒に乗り合わせても、安心できるのです。
日本では、そのようなことはまずありえません。
マンションなどで、互いに知り合いであれば、
もちろんあいさつしますが、
知らない人にはしません。
「文化」の違いでしょうか。
人間関係に関する考え方の違いだと思います。
どんな人とでも、
距離感はもちろん保ちながら、
基本的に、良い感じで居よう。
というのが、欧州人のマナーです。
日本人はもっと人間関係でリラックス居た方がいい。