若いころは仕事で躓きます。
年を重ねると、鼻歌混じりで危機回避できることでも。
20代、30代、悩みは尽きません。
そんな時どうするか。
わかりやすく言えば、失敗に気づいたとき、どうするかです。
職種によって異なりますが、
ある程度、スムーズに仕事をこなせるなぁと気づくのは、
サラリーマンの場合、早くて3年ぐらいでしょうか。
5年あれば、経験者として認められるようになるはず。
そのレベルに達するまでは、担当レベルとしての悩み事になりますが、
いろいろあるはず。
その時、コツは素直に上司に伺いを立てることです。
組織上、上の立場にいる者は、当然しでかすであろう部下の失敗を
カバーできる能力がなければならず、
また未然に防ぎつつ、泳がせながら自立性を育て、
最後にけじめをつけられる能力がなければなりません。
課長、部長という職は、それ相応の能力がなければならないのです。
世間の役職者は実に立場相応でない人物も多いものです。
もちろん、悩みの種は、仕事の失敗だけではありません。
おそらく一番多いのは、人間関係でしょう。
人とは不思議なもので、自分の発言や態度が、
相手に不快な思いをさせることを
意図的にやれる人もいるのかもしれませんが、
多くの場合、嫌われようとして行動するとは思えません。
少なくとも、ある種の篩にかけられた人の集団である会社
であり、大半の人が意図的に嫌われる態度を示すのは、
妙です。
おそらく、自分では気が付かないうちに、
相手を不快にしているのでしょう。
あるいは気に掛ける余裕がないか、
その程度のことで、不快に思うはずはないというような考えでいるのかもしれません。
それを考えれば、毒の矢が意図的に放たれるのは、
多くはなく、不快感の大きさについて、
互いの認識レベルが違うことが原因なのではないかと思うのです。
このような場合のもっとも容易な回避策は、
「俳優を演じる」ことです。
もともと、実は仕事モードやサラリーマンモード
にスイッチを入れ替えて芝居をしているはず。
毒の矢をかわすモードにスイッチを入ればよいのです。