ちょと、シビアな題名を挟みます。
ちょっと前に書きましたが、私自身、海外派遣の身でありながら、
不況のあおりでリストラに会いました。
しかも、年齢は50代後半!!
絶望的です。
と、周囲の皆が口をそろえて言いました。
なんで危機を察知して、事前に帰国するなり、
日本でも派遣先でも、口利きをしてもらうよう知人に頼まなかったのかとも言われました。
確かにその通りです。
来る時が来るまで、対策が打てませんでした。
そして年齢というハンデは、ものすごい壁です。
現地の人材紹介会社、ヘッドハンターたちも皆同意見。
あと10年若かったら、なんとでもなったのに。
ということ。
ネットで日本の転職サイトにも申し込んだのですが、
やはり、通り一遍の対応。
それでもスカイプ面接まで行ったこともありましたが、
やはり、海外経験者で。日本帰国者の方が優先されるのが現実。
確かに特殊技能があれば、もっと違っていたとは思います。
私の場合、海外子会社の社長という立場であり、
エンジニアは卒業済み。
年齢にかかわらず転職に有利な職種とは、
次のようなジャンルでしょうか。
タイトルに入れましたが、「技術者」では無理とは言い切れません。
しかし、希少価値の高い技術者でないと価値がありません。
経理、しかも海外法人の経理経験者
特殊工程の技術者
金型記述者
IT技術者
ISOコンサル、等
やはり専門業種で、組織の統括者とか、マネージャー、
管理者、ネゴシエイター、プランナー、営業企画等の職種は、
優れた人材でも、無冠の帝王であり、
目に見える資格ではないということです。
ヘッドハンターには理解はされます。
海外組織の統括経験者、営業、営業技術等の成功例を持つ
経験者は、経験の蓄積がモノを言うので、年齢に関係なく
いや、働ける体力があることが前提だが、
年齢が高いほど、評価されてよいと。
しかし、実際に、その資質を見抜くのは大変であるともいいます。
というわけで、生活を立て直すには時間がかかりました。