突然ですが、非日常的な環境に足を踏み入れると考えたら、どのような環境を思い浮かべますか。
行ったことのある場所は、非日常ではない。
外国も私自身、いろいろ行ったので、もうあまり斬新さはない。もちろん、言ったことのない国は面白うそうだし、
もっと行ってみたいともうけれd。非日常的とは言えない。
となると、行ける行けないは別として、やはり宇宙しかない。
アポロの宇宙飛行士も、だれもが、「意識が変わる」と言っていたし、やはり非日常的な場所は、宇宙しかない。
情報としてしか、他の天体の話は伝わってこないし、どの情報も常に変わりうるし、やはり、いかないと本当のところはわからない。
行けば、確実に意識が変わると思う。人間は行った場所の範囲まで、意識が変わる(拡大する)と思います。
これは外国に行ったときに経験したこと。
月に足を踏み入れれば、「やはりこんな場所もあったのか」というだけで意識が変わると思うし、
「地球の出」なんか見た日には、体内で大変なことが起こるに違いないと思います。
宇宙から生まれた人間は、宇宙に行くべきだし、そうでなくてはおかしいと思う。
最近の新聞で、米国の無人探査機ニューホライズンズが、冥王星に近づく記事を見ました。
14日だったから、今日が最接近日。新しい情報を期待します。
冥王星は惑星の仲間から外されて準惑星などと呼ばれたりしていますが、衛星も5つあるし、惑星と変わりはない。
ただ、地球の月よりも小さい。探査機でさえ地球から9年半もかかるほど離れている。
気温は零下220℃以下らしく窒素も凍る世界。
どうやら大がかりな装備がいるらしいけれど、ここに行けば、相当意識が変わるはず。
もとより、確か小学生の時、図書館で見た絵に「タイタンから見た土星の出」という絵がありました。
タイタンは土星の一番大きい衛星。宇宙にはこんな場所があったのかと大変驚き、興味深く思いました。
完璧に非日常的な光景です。このような場所に降り立つことができたなら、その場所とその延長上にある、それまで自分が生きてきた地球の個人史をつなぐことで、ものすご意識改革ができるはずです。
それまで、地球上で悩んできた、細かな小さなことが一度にぶっ飛びそうです。
もし、遠く離れた天体に行けたなら、それを日常にできるのです。
とても、すぐには手中に収めることができないですが、
それよりもはるかに大きな宇宙と、その宇宙から生まれた人間が、
その行動範囲を拡大できたことになるのです。
だから、その絵を見て以来、誰かに「行きたい場所はどこ?」と聞かれると、
「タイタン」と応えるようになりました。
加速する科学の進化といわれるものの、宇宙開発は滞っています。
今、還暦前の私。今、素人でも大気圏脱出ができそうですが、あと10年ぐらいの間に、
太陽系の惑星を旅することはできないものかと思います。
同じ宇宙に存在する場所に行けないわけはないと最近思うようになったのです。