何故英語が重要か
海外に居るということは、現地の言語を話して生活するということになります。これは当たり前。でも、ローカル言語を話せないと暮らせないのでしょうか。そういう国もあるでしょう。
たとえば、中国の場合、今でこそ都会では英語も通じるでしょうけれど、多くの場合英語は通じません。10年前は、あの大都会、上海でさえ、街中では英語の1,2,3・・・も通じませんでした。教育とはおそろしいもので、日本人なら、いくらなんでも数字ぐらいは英語で言えますね。「私は英語が話せない」なんて言っている人でも、義務教育で勉強しているので、かなりの英語を実は知っているのです。
ただ、この間TVで、AKBの誰かさんが、100を英語で「TenTen」と言っているのには、驚愕しましたが、笑いをとるためにわざとふざけたのだと思います。
欧州ではどうでしょうか。さすがに北欧はネイティブ顔負けで、皆、英語が流暢。母国語がマイナーなので、どうしても英語が必要なんだと謙虚。一般的に、かなりの田舎に行かないと、英語が通じないということは無いようです。
私の住んでいる南アジアはどうかというと、マレーシアは普通に英語が通じます。もちろん、シンガポールは優秀ですね。フィリピンは発音もきれい。歴史に影響されるもので、タイは、「他国に占領されたことが無いのが仇で英語が話せない」と嘆く人も多いですね。
というわけで、必ずしもローカルの言語が話せなくても、英語さえできれば、不自由なく暮らせる国は多いものです。
まして、住むにまでいたらなくても、目的を持って海外の人とコミュニケーションをとりたい場合、同じ志を持つような外国人、まず英語が話せるので、結局、とりあえず英語さえできれば、地球人口の30%ぐらいの人とコミュニケーションがとれるといわれるわけです。