先日、KLの紀伊国屋書店で、「宇宙が始まる前には何があったのか」という本を買いました。日本に居る時は、休日、良く半日ぐらい書店で立ち読みをするのが週末の趣味でしたが、当時は気に入った本を簡単に買えたものの、海外に出てからは、日本の本は値段が1.5倍ぐらいするので、とても簡単には買えません。
物理学や数学系の「おもしろ本」には目が無いので、簡単に買えないのはとても苦しかったのですが、久しぶり買いました。子供のころに疑問を持ったテーマだったからです。
要は、宇宙は無から生じたのか、永遠の過去から存在していたのかというテーマ。専門領域まで達してはいなかったものの、多少とも物理学をかじった私から見て、この課題には結論がないことはうすうす感じていました。
「無」から生じたとしても、時間がなかったということをどう理解し納得すれば良いのか、永遠の「有」だったとしたら、それも納得するのは容易ではありません。
しかし、私という認識は、有限であり、少なくとも、自分という認識を持ったのは、生まれてから後のことであり、認識を持ったがゆえに、宇宙の始まりに悩まされなければならなくなったのです。
過去も未来も「永遠」らしき時間の中に、有限の認識時間を持つ私の存在にどうやっって「けり」をつけるかは、まだまだ続く課題です。
さて、この本のテーマはかくのごとしですが、実は、もっと議論しやすい近いテーマが隠れていました。
それは「無」とは何か?というテーマ。宇宙のビッグバン以前が「無」だとしたら、その「無」とはどう理解すべきかというテーマです。
物理学的な「無」は、ニュートン古典力学体系では、空間に物質が無いいわゆる真空は「無」でした。しかし、量子力学以降、物質の無い空間にもエネルギーがあるので、「無」とは言えません。
「無」とは「有」からその反対の状態を想像した架空の概念のような気がしてなりません。
エネルギーを「無」としてもよさそうですが、エネルギーすら無い「無」に意味が無ければ、やはり架空の概念だと思えてなりません。
いやな話題です。でも避けて通れない。消息不明になってしまったマレーシア航空への疑問が冷めやらぬうちに、今度はロシアで墜落!
昨日は別の航空会社ではあるもののアルジェリアで墜落。
頻繁な飛行機事故。いや事故に限らず、天変地異や紛争など、物騒なニュースばかりの昨今。
本当に戦争などの勃発につながらなければ良いと恐れる毎日です。
マレーシア航空機の事件は、その国の住人である私には、他人ごとではありません。
この間も年配のTaxiドライバー会話好きで、ショッピングモールからの帰りに、
話題は飛行機墜落の話で集中しました。
なんと彼は、大韓航空機が、ロシアに撃墜されたということを話題に出してきました。
Taxiドライバーの話すテーマではないので、その見識の広さに驚きました。
彼には、日本、中国、韓国が仲良くすればアジアが発展するという持論がありました。
確かにそうなんですが、耳の痛い話でもあります。
それよりも、日本はアジアのリーダーとして、南アジアでは相当期待されているので、
頑張らねばなりませんね。
南アジアにとって日本は、低迷から抜け出せない経済状況はあるにせよ、経済的には牽引役であってほしいし、しかも国際倫理性も高い判断で国際問題を解決してほしいという願いがあるんですね。
効果的な方法とは?
30代も後半になって、私が選らんだ英語学習法ですが、なんでも良かったといえば、語弊があります。世の中に本当にたくさんの学習法がありますが、よほどひどい完成度でないかぎり、どの教材から入ろうとも、成果は上がると思います。
問題は、やるかやらないかだけです。「・・・またそれか!聞き飽きたセリフだ。それができないから困っているんだ」というつぶやきが聞こえてきそうです。でも真実はやるかやらないかです。やらずに前には進みません。やらないなら、そんなに必要としていなかったというだけのこと。
やる前に想い悩んでも仕方ありません。私の場合、TPO毎に、英語のある程度の会話文を聞くタイプで、その英語の次に、その意味の日本語が流れてくる教材でした。それを、丸暗記するのです。「英文を聞き流すだけ」では、頭になにも残りません。無意味な音を聞いていても、学習にはならないのです。
偏るとまずいし、個人によってやりやすい教材は異なるので、ここでは、私の使った教材名を出すことは控えておきます。
ただ、最近、数多くある教材の中で、進められるものを、別のサイトの「英語会話勉強法の極意」に紹介しておきます。