タイのチェンマイは象の曲芸の名所で、いわゆる「象使い」なる種族がいます。
メイホンソーンという部落に住むカレン族がその象使い。
実は、この種族は「首長族」としても有名。
上の写真は私の実写ですが、この下はWEBから拾ったのですがこんなに長い人も居るんですね。
満月の夜に生まれた女の子だけが、
首の周りに金属の輪をはめるという風習があります。
年齢とともに輪の数は増えていきます。
おそらく真鍮であろうその首輪は成人のもので、5Kg。
ずっしりと重い。
そして、男たちは象使いです。
驚いたのは、その訓練された象は、なんと絵を描くこと。
一連の曲芸披露の後、絵画タイムがあり、
およそ20分ぐらいかけて1枚を仕上げます。
鼻の先に筆を巻きつけて。
もちろん、象使いが隣に立って、耳をつかみながら
なにやら話しかけて指導しているようでした。
色を変えるときは象使いが筆を取り替えさせます。
でも、筆を走らせるのは、象自身。
大したものです。
この作品は売り出していたので、
記念に買いました。
写真の左から2番目の絵にしました。
価格は2000バーツ(約6000円相当)
今までに描かれたもので、優秀な作品には、
もっと高い値段がついていました。
数万円の絵画もありました。
私の好きなガネーシャ神は象の化身ですから、
部屋に飾ります。