まだまだ自信があるのに、チャンスがない、コネがない。
ただ、高齢というだけで、会社にまだまだ貢献できるはずなのに、
採用されない。まだ体力はあるし、頭も大丈夫という人たちにいいたいことを
まとめます。
確認ですが、自信がなくてはその対象外です。
まだまだやりたいし、やれるのに理解されず悔しい思いをしているとうのが前提です。
求められる能力の筆頭は、問題解決能力。
若手にない経験がモノを言います。
若手の創意工夫も効果的とは思いますが、
高齢者には周囲がさんざん悩んでいる問題も、
過去の経験から鼻歌交じりに解決できることさえあります。
もちろん、体力、頭の回転のスピードには衰えがあるかもしれませんが、
無用なことをしない、うまい手の抜き方も心得ている50代には、
周囲のエリートもかなわないでしょう。
次は、専門能力を持った人たちを束ねること。
50代ともなれば、自分の専門領域の仕事ばかりでなく、
いろいろな局面で、その道のプロの手腕を見てきているはず。
当然、畑違いの仕事のプロ同様のことは、
見よう見まねでは容易にはできませんが、
仕事のインプットをアウトプットに変換するブラックボックスの機能を
たくさん目の当たりにしているでしょう。
その時の結果を使い、専門の能力者たちを束ねるのです。
専門家は、その専門能力を評価してあげれば、
やる気も増します。そして、その彼の得意でない分野の
ブラックボックス機能をさわりだけでも応用して結果を示せば、
彼はあなたに一目置くでしょう。
それで信頼関係が築けます。
そのような方法論は、採用後のパートナーとうまくやる
秘訣のようなものなのですが、実際、面接までたどり着いたら、
問題解決やプロジェクトの成功例を示すことは、
とても有効な手段です。