昨日は日曜なので、華南の街を散歩しました。
昨年まで住んでいた南国の国でよく見かけたフルーツを発見。ドリアンです。値札が9.8元(約200円)。これは南アジアでは安い方でしょう。形は大きいので、これはタイ原産かな。マレーシアのはもっと外形が小さい。でも、マレーシアだと、例えば、「猫山王」なんていう購入品種は、日系のイオン(ジャスコ)などでは、1/3程度でも50リンギ(約1700円)する品種です。路上の特売でも15リンギ以上。中国元にするには大まかに数字を倍にすればよいので、30元相当。
この写真のものは、普通の品種だとしても相当安いですね。
これは2元店。漢字で意味が分かりやすいのは中国いいところ。日本でいう100円ショップ。同じようなコンセプトの店はアジア中にあります。この2元という価値は、40円ですから、これでも円安の今では、昔よりも高い方。それでもやはり日本より安いですね。でも、基本的に日本の100円ショップの方がクオリティが高いようです。
華南の代表格である都会、「シンセン」のワーカーの給与ですが、一般の工員さんレベルで、月10万円ぐらい。この15年ぐらいで10倍になってのです。日本の都会を離れた地方では、町工場の工員さんで15-20万円ぐらいでしょうか。すでに、3分の2ぐらいの報酬になっているんですね。となると、100円ショップの価格もリーゾナブルでしょうか。
散歩中のマクドナルドは、ビッグマックのセットで、25元(500円)、ん、日本と同じぐらいかな。
どローカルの餃子は、12個入りで、12元(240円)。
工場の日本人向けの昼定食、15元(300円)、でも日本の郊外の工場の昼の仕出し弁当は400円。
うーん。わからなくなりました。
中国の物価は高そうです。
中国ではadidasならぬ、adadasなんていうスポーツシューズなど、ざらにあります。見つける都度、笑ってしまうんですが、履けないようなものではありません。そこそこに使えます。そんな靴が、99元。2000円ですね。日本の国道沿いで、赤い大きな看板で「靴」と書かれた店に入ると、2000円はあるかどうか忘れましたが、3000円の本物のナイキシューズを買ったことがあります。贋作の2000円と真正の3000円。
中国の物価は高い!!みんなの暮らしは大変だ!というのが散歩の結論です。
まぁ、奥地ではないので、一般論はいえませんが。