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私は、車で通勤しており、ラジオをかけています。
「お笑い」で有名な吉本興業の社長のことばに関する紹介話を聞きました。

炭鉱の話だったと思います。
優秀な労働者の中に、ひとりだけ生産性の上がらない作業者が居たそうです。
ただ、人を笑わせることは抜群にうまかったそうです。

しかし、現場監督は、作業性で評価するので、
その作業者をやめさせたそうです。

すると、全体の生産性が下がってしまったそうです。
その笑わせるのがうまい人は、
労働者の中での、潤滑剤、リフレッシュ剤だったという話。

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「無用の用」なんて中国の教訓が思い出されますが、
結構、会社というものは、無用の用を切り捨てています。
それで、生産性が落ちることも。

宴会部長、絶妙なコミュニケーション力で、人と人を蒸すにつける人。
何もかも下手だけれど、しかも、居てもいなくても表では、目立たないけれど、
その人が集団に中にいるだけで、場の雰囲気が良い方向に向かう人。

いろんな特性を持った人が居ます。

組織の長は、それらの有機的な特性を見極めて、
機械的な生産性だけでなく、評価しないと、
大損する可能性があるということです。

これは人間関係の分析にも重要です。
じゃんけんのようなもので、
「ウマが合う」相性は、組織を円滑に動かすに
なかなか重要な要素です。