以前、日本で発症というニュースに驚き、デング熱の記事を書いたのですが、その後、感染者が拡大する一方のようです。最初のニュースでは代々木公園で蚊にさされて発症したとのことでしたが、今度は新宿中央公園に広がってしまいました。蚊は水たまりがあれば、すぐに繁殖します。これは良くないですね。
人から人への感染は無いので、一時的なものかと思いましたが、おそらく感染した蚊が繁殖してしまったのでしょう。熱帯地方から来る飛行機は殺虫剤のスプレー噴霧をするのですが、それをすり抜けた蚊がいたのか、感染した人を刺した蚊から繁殖したのでしょう。
生息域の北限から考えて日本国内では、「ヒトスジシマカ」が媒介したのではないでしょうか。
熱帯地方に住む私は、隣国「タイ」に出張のときには、虫よけスプレーを携帯しますが、頻繁に使うので、化学薬品系の「DEET」入りは控え、なるべく植物系のもの、「レモングラス」や「ユーカリオイル」入りのものを使っています。機内持ち込みができないので、預け荷物が無い時は「バームタイプ」要はメンタムやワセリンのように平たい缶から指で取って塗るタイプを持っていきます。
植物系だと、こんなものが売られています。携帯性、使い勝手から好みのタイプを探してみるとよいでしょう。
● ユーカリオイルの虫よけスプレー
● レモングラスの虫よけスプレー
ただ、感染している蚊に刺されたら必ず発症するわけではなく、体調にもよるので、普段の体調管理が大切ですね。