とあるレストランでインドネシア料理の昼食をとりました。マレーシアの隣の国なんですが、インドネシア料理は、そんなに頻繁に見かけるわけではありません。もちろん、日本よりはたくさんありますが。
食事の後こんなディスプレイが!
香辛料の辛さのレベルをリスト化したものですね。タイトルはスコビル段階。含まれる辛さの強さを表すスコビル値の高さを示した表でした。ウィキによれば、スコビル値とは
「開発当初は、トウガラシのエキスの溶解物を複数(通常は5人)の被験者が辛味を感じなくなるまで砂糖水に溶かし、その倍率をスコヴィル値としていた。したがって、カプサイシンを含まないピーマンのスコヴィル値が0(砂糖水に溶かさなくても辛味を感じない)とされ、一方、ハバネロのようなもっとも辛い種類の唐辛子は値が30万、つまり、そのエキスのカプサイシンが舌で感じられなくなるようにするには、水で30万倍に希釈する必要があることを示す。このテストの最大の問題点は、人の主観に頼っているという不明瞭さである。」
とあるので、機械測定しているわけではないんですね。
やっぱり興味を引くのは、世界で一番辛いのはどんな唐辛子なんだろうってことですが、この表にある上位にあるのは、純粋な辛味成分「カプサイシン」です。ちなみに2番目の「ノルディハイドロ・・・」と読めるのは、カプサイシンもどきだそうです。「・・・もどき」ってのは私は大好きなテーマです。これについては、また別途熱弁するでしょう。
というわけで、3番目がとうがらしですね。
Trinidad Moruga Scorpion! サソリの名前が付いている、なんとも恐ろしいもの。
これです↓
なんとこれを試食している映像があります。
なんとも勇ましいというか、痛ましいというか。御苦労さまです。
しかし、あの有名なハバネロでも、香辛料としては7番目。世の中には想像を絶する辛い香辛料があるんですね。
タバスコは、かなり下位です。やはり食べやすい。
「Common Pepper Spray」というのは、なんと「眼つぶしスプレー」。警察官用と一般護身用があるそうです。なんとカプサイシンがはいっていたんですね。私は玉ねぎの抽出液も疑っていたんですが、そんな生易しいものではなかった。
私は自分で作るカレーには、もっぱらこれを入れます。マレーシアではチリパディといいます。一般的には、グリーンチリ。辛味以外に、さわやかさ(清涼感)と、香りがあります。やはり、香辛料はそのまま食べるのではなく、料理に適量入れて使うのが一番です。