2014年8月の記事一覧

ニュートンについて書いたので、アインシュタインは避けて通れません。

相対性理論で有名なのですが、この理論は一般的にどれだけ知られているのでしょうか。

この人ですね↓ まぁ、知らない人はいないでしょう。

einstein

でもこの人の業績を良く理解している人は逆にすくないでしょう。

相対性理論を解説するなんて、大それたことはできませんが、共感した部分等は多少紹介できます。

相対論から導き出された考え方のひとつに、一人ひとりの持つ時間の進み方は近くに居る場合は同じに見えても、距離が空けば異なるという考えがあります。通常体験しないことなので、わかりにくいと思います。

ただ素人ながらに想うのは、逆に私の時間と、遠くに旅行している友人の時間が何故同じでなければいけないか、については疑問を持っても良いだろうと思います。

子供のころ感じていたのですが、腕を上から下に振り下ろす間に、遠く離れた世界では、何十万年も経ってしまうこともあるのではないかと思ったことがありました。このこと自体は、相対性理論とはずれていて、進み方のことなる時間は運動にかかわるのですが、目に見えない世界について、目に見える範囲での世界を同じだと考えるのには、私は大いに疑問をも持っていました。小学6年生になって「相対性理論」に出会ってから、少し安心したのを覚えています。

哲学, 宇宙

「ニュートンの万有引力の法則」。とても有名ですね。リンゴの落ちるのを見て、地球には重力があること、そして全てのものが互いに引き合っていることを発見した!というのは本当かどうか怪しいらしいですが、彼が引力の、そして重力の発見者とされています。

これは47歳ぐらいのころのニュートンの肖像画です。

84歳没ですから、17-18世紀を生きた人物としては長生きできたといえます。

newton

世の中の、当たり前のことに法則性を見出すというのは簡単なことではありません。上からものを落とせば、落ちるのは当たり前だ!と感じてしまっては、それでおしまいです。

しかし、引力が何故存在するのかは、誰にもわかりません。

この辺に「科学」の誤解、過度の期待などの思いがありそうです。ありふれたものの存在理由と、その逆である、あり得そうもないことへのその非存在理由はだれにもわかりません。

まずありふれたものについていえば、成長期の子供にありがちですが、その子供の何故攻撃には、せいぜい3回程度の追求でギブアップになるはず。

それほど、この世にあるものの疑問解消努力は儚いものです。

逆にあり得そうもないことについても、何も言えません、無いことの証明は難しすぎますから。

タイムマシンができないの?宇宙人は居るの?

簡単には回答できないはず。意見、推測はいくらでもできます。

話しを元に戻せば、ニュートンはまず目に見える世界の法則性をまとめた人です。彼の成果を古典物理学などと称しています。我々の世界は、因果律に支配され、再現性のある世界です。そのため科学が発展してきました。これからも便利な世の中になるはず。しかし、目に見えない世界を知る難しさ、手の届きそうもない世界を理解する難しさは一向に変わりません。

宇宙の外はあるの?時間の始まる前なんてあったの?

誰も応えられません。

科学の歴史では、次のステップとして、目に見えない世界について、語り始めるわけです。

そこで、アインシュタインが登場するわけです。

ではまた別の機会に・・・・・

 

哲学, 宇宙

ケプラー予想の証明が、100%終わったそうです。

「球は、八百屋に山盛りのオレンジみたいにピラミッド型に並べると一番沢山入る」というのがケプラー予想です。球充填問題といわれ、400年以上も証明できませんでした。

球充填

出典:gigazine.net

証明できたのは、米ピッツバーグ大学のトマス・ヘールズ教授で16年もかかったそうです。

フェルマーの最終定理依頼の快挙ですね。

哲学