海外でビジネスを始める重要度を記事に書きましたが、
最初に手掛けるとして、どの国がやりやすいでしょうか。
それはもちろん「香港」です。
なんといっても法人税が最安値の16.5%。
ちなみに日本は基本23.9%。
シンガポールも17%と低く英語のスキルは香港より高いので、
過去にたくさんの企業が進出しましたが、
なんといっても物価が高いので、その辺、躊躇する人もいますね。
で、やはり香港が初心者には良いでしょう。
香港の英語レベルはちょっと疑問なのですが、
ビジネスで出会う人たちは問題ありません。
香港の場合、すでに売りに出されたリストアップカンパニーの中から選んで、
自分の会社にします。
日本でもその辺、アレンジしていますが、
ある程度言葉ができるなら、現地に乗り込んで、
会計会社から説明を聞いて自分で会社を始めた方がよいでしょう。
もう、15年前の話なので今では若干異なっていると思いますが、
30万円もあれば十分に会社を作れたはず。
日本を離れる前に慎重にメール等で調整しておけば、
もっと安価でできるでしょう。
それから当時は2名で会社が作れました。
しかも、資本金は各1香港ドル、合計2ドルという出資。
情報ビジネス系であればすぐに増資しなくてもOK。
また社長が常駐する必要もありません。
会計監査のサインだけ必要ですが、多くの場合現地で処理しますが
郵送でできないこともありません。
香港の銀行ですが、HSBCならパスポートで口座が開けます。
ただ、このときは、銀行に出向く必要がありますね。
香港の会社にUSドルで取引した外貨を貯めて、
必要な時に日本へ送金することができます。
ネットビジネスであれば、たとえば海外のASP経由のアフィリエイト、
あるいはGoogleAdsenceなど、海外の銀行口座へ振り込んでもらえます。
香港産のマニアックなモノを日本へ輸出するのも面白いでしょう。
最初は少額の遊び程度の稼ぎでも、
膨らんで来れば合法的に処理しなければなりませんので、
きちんと起業した方がよいでしょう。
最近、海外で起業したい人は少なくないですね。
企業の派遣でも、この10数年間、
海外子会社立ち上げに貢献された人たちも多かったはずです。
たとえば近いところで、為替レートの変動が激しい経済環境下で、
外貨で入金できる販売ソースを持つことは、
利益の安全対策として重要です。
たとえば現在、円と米ドルのレートは、125円から126円になるかならないかという状況です。
私の知る限り、2010年ごろには90円程度でした。
それからじりじりと円は下落し、
2014年11月にはとうとう110円。
それから加速度的に落ちて、今では軽く120円を割り、125円。
これが円安です。
政府の政策とかで、確かにこの影響で、利益急上昇の企業があります。
国内の円コストで生産し、海外に販売している会社は大儲けです。
海外からの観光客にも大変お得な状況となっています
もちろん、この逆に多大な不利益を被る会社も当たり前に存在します。
日本円しかもたないで長期に海外に居たら大損です。
とにかく円レートの変動は、生活に大きな影響をもたらします。
国内だけならあまり感じないかもしれませんが、
輸入品の価格はじわじわと変動していきます。
外食産業も影響を受けます。
たとえば、1ドル90円の時に、1万ドル両替しておいたとします。
わかりやすくするために両替手数料を省略して考えますと、
その時支払った金額は、90万円。
この1万ドルを今、ドルに両替すると
125万円になります。
何もしないで、寝かせておいただけで、
35万円儲かるのです。
逆だったら・・・、青ざめてしまいますね。
これほどの影響力のある為替レート。
海外に収入源を持てれば、
バランスが取れますね。
そういうわけで、収入源がUSドルだったら、
円安の時は、効果的です。
レートが逆に転じて、円高が再来しても、収入源が二つあれば、
うまく回せます。
だから、副業として、ネットビジネスなどで、
外貨の収入元を持つことをお勧めします。
もちろん、リアルビジネスでもお勧めです。
日本世界でも有名な地震国です。そして、それに伴う津波。それから台風。
日本では稀だけれど、大きな被害をもたらす災害に竜巻があります。
米国での報告例が多いですね。それから、川の氾濫、洪水、
山火事なども大規模な被害をもたらします。
私自身、不思議なことに、日本で大きな災害があったとき、
海外にいることが多かったようです。
阪神淡路では、欧州。東北の3.11の時には、南アジアでした。
今年は日本に居て、今のところ、震度4程度の揺れを上限として体感しています。
自然災害は、人の制御できるパワーを完全に超えています。
ちょっと無理やりですが、荒唐無稽な防災策をどうしても考えたくなります。
日本は今、災害にかなり敏感な時ですから、
不謹慎と思わないでください。
人災も含めて勝手な思考を巡らせてみたいと思います。
まず地震ですが、これを克服する手段はあるでしょうか。
生活の場である地面自体になんらかのしくみを作るのは途方もないコストと労力がかかるでしょう。
そして、そのような人口的な空間に人が健康に住めるかどうかわかりません。
つまり、震源の揺れを機械が受信した瞬間、あるいはもし、予兆が確実にとらえられるようになっていれば、
その予兆に基づいて、生活の場たる地面なり床が揺れる地殻から離れるような装置が発明される。
なんて、やはり荒唐無稽ですね。
こんな空想的な対策以前に必要な思考実験があります。
まず精度の良い予知ができること。
数分間でも時間の余裕があれば、
被害を多少でも食い止める対策を打てます。
発生メカニズムを究明し、パワーを人工的に逃がす。
小さな地震でも体感上は良くないですが、頻繁な小さな地震によって、
エネルギーが逃げるのではないかという仮説があります。
地殻の動きによるものなので、溜まるエネルギーそのものを防ぐことは、
いくら分析が進んでも容易ではないでしょう。
それなら、安全な方法で、力を分散させればよい。
地下での爆破作業などは、どうもいただけないですが。
発生することの防止、それから予知という対策以外には、
起こってしまってからどう身を守るかという方法です。
人は揺れそのものからはダメージを受けません。
建物の倒壊、あるいは地割れにより被害を受けます。
建物の倒壊から逃れ、かつ地割れの被害のない広場に逃げられれば、
安全度は高まります。
良く竹林は地面に複雑な根が張っており安全だといいます。
もちろん地割れの規模が大きければどうしようもないですが、
規模が大きく無ければ、柔軟で強靭な材料でできた網の目の上に逃げる、
あるいは、そのような網の目に守られた、
強力な壁(合金構造?)でできたシェルター空間に入るなどが、
考えられます。
強いゴムでできた部屋を作る手もあります。
それら自体に場所を移動できる推進装置が組めればなおよいですが、
そのまま放置されて救助を待つ手もあります。
昔のSFに登場した、防護バリアを瞬時に体の周りに張る。
もちろんそのような装置は、警戒警報の発せられた日に身に着けて
外出することになります。
このバリア装置に加え、瞬間浮揚装置があれば完璧です。
しかし、このような装置は、
とても100年以内に発明できるかどうか、
一般人が購入できるコストに落ち着くかどうかわからない代物ですね。
いずれにせよ、地震は、
正確な予知が、今一番有効な手段でしょう。
では、また、次の機会に別の災害に関しても、
荒唐無稽は防災策を考えてみます。