トマトのリコピンや人参のβ‐カロテンなどのカロテノイドは活性酸素を消去する「抗酸化作用」をもつ成分として最近注目されています。このような天然色素カロテノイドの中で、抜きん出た強力なパワーをもつのが、アスタキサンチンです。
極めて強い「抗酸化作用」を持つ「アスタキサンチン」は、自然界に広く分布している天然の赤い色素で、サケやエビ、カニなどに多く含まれるカロテノイドの一種です。
動物はアスタキサンチンを自ら作り出すことはできません。もともとヘマトコッカスと呼ばれる海の藻類によって作られており、オキアミなどの動物プランクトンが食べ、さらにエビ、カニ、魚類、というように食物連鎖によってさまざまな生物の体に取り込まれています。したがってアスタキサンチンは植物由来のカロテノイドです。
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最近、増加しているうつ病という現代病ですが、これは精神疾患ではなく、脳の病気といわれています。社会に問題があるとはいえ、対処法を理解しておく必要があると思い、ちょと焦点を当ててみました。
うつ病の症状
1.抑うつ気分
「ゆううつだ」「何の望みもない」「落ち込んでいる」「悲しい」など、思い悩んだ状態。本人の言葉もしくは、今にも泣き出しそうな表情や、憔悴しきった雰囲気が見て取れるため、周囲の人が気づく場合がある。こうした症状は午前中にひどく、午後から夕方にかけて改善することが多いとされている。
2.興味の喪失
これまで楽しんできた趣味や活動に、興味や喜びを持てなくなった状態。「何をしても面白く感じない」、「人と話すのが好きなのにかえってうっとうしく感じる」、「趣味に打ち込めない」など、関心や欲求が著しく低下する。その変わりぶりは周りから見ると、人が変わってしまったように思えるほど。
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以前、日本で発症というニュースに驚き、デング熱の記事を書いたのですが、その後、感染者が拡大する一方のようです。最初のニュースでは代々木公園で蚊にさされて発症したとのことでしたが、今度は新宿中央公園に広がってしまいました。蚊は水たまりがあれば、すぐに繁殖します。これは良くないですね。
人から人への感染は無いので、一時的なものかと思いましたが、おそらく感染した蚊が繁殖してしまったのでしょう。熱帯地方から来る飛行機は殺虫剤のスプレー噴霧をするのですが、それをすり抜けた蚊がいたのか、感染した人を刺した蚊から繁殖したのでしょう。
生息域の北限から考えて日本国内では、「ヒトスジシマカ」が媒介したのではないでしょうか。
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