2015年7月の記事一覧

さーて、ちょっと哲学的な記事とまではいかないですが、
非常時の心の持ち方みたいな記事が続きました。というのも、高年齢再就職というテーマは、それほど過酷だからです。

繰り返すまでもないですが、50代後半ともなれば、定年齢間近。記憶力、体力はあきらかに若者に劣ります。まともに働いてきた人には、専門知識、知恵と経験だけはあるといえるでしょう。

たとえば大企業のリストラ組の熟年層が、何のコネもない場合、いままで全く経験のない、仕事に就く。専門に従事されている方々には大変失礼なのですが、たとえば、タクシードライバー、清掃人、交通整理、ガードマン、土木工事などに従事せざるを得ないのでしょうか。職業に貴賤なしなので、どの仕事も価値のある仕事なのですが、社会に貢献することは同じだとして、やはり、それまでの専門性を活かした職場は見つからないのでしょうか。
「50代 再就職は無理なのか」の続きを読む »

ビジネス

どこかで書いた気がしますが、1秒後の雲の形すら、人間は、予測できません。雲の形を決める要素をがあまりにも多く、統計的に特定もできなければ、もしその関数がわかってもせいぜい近似値です。もとより、1秒後の雲の形を知りたいというニーズはきわめて少ないので、このような試みはなされません。

では、もっと興味深いテーマはどうでしょうか。宝くじを予測する。為替レートの数字を予測する。経済の動き、政治の動きを予測するなど。どうすれば変動ファクターを明確化するかは、予想ができますが、網羅できはずもなくいまだにそのような予想はできません。

というように、世界の事象を予測することはできません。傾向はわかるでしょうけれど、利害が絡むことにその予想結果を使うことには、リスクがあります。
「時間の経過を待つ」の続きを読む »

哲学

実は、ミラクルパワーは自分たちに中にあります。

最近、過去の記事ガヤトリーマントラへの問い合わせが多いですが、神だのみの方法ではありません。ただ唱えるだけでよいのではないと思います。

この神秘的なパワーの真偽、あるいはその作用のメカニズムなど、私に説けるものではありません。しかし、効用の恩恵に浴することはできそうです。

前の記事で書いた通り、問題解決には、思考作業でもよいので、短時間でも真剣に考え、「天命を待つ」ことが解決策なのですが、この行為が必要なのです。

これをインド哲学では「瞑想」というのかもしれません。

この思考作業をやり尽くすこと。その作業を支えるために祈りは通用するかもしれません。雑念を払い、集中力を高めるために。

自分の解決力を最高限度まで高めたうえで、改めて「祈る」、「マントラ」を唱える。パワーストーンを握りしめるなど。自分に合ったダメ押しをする。

それがさらに解決力、治癒力、打開力をさらに増幅するのだと思います。

大げさにいえば自分たるアートマンと宇宙たるブラフマンが一つになるのでしょう。

繰り返しますが、一心不乱に何か強いものにすがればよいのではありません。一心不乱になること自体は、心を無心にし、雑念が払われ解決策にたどり着くかもしれませんが、本来は、自己解決能力を最大にして、その状態になったとき、超自然の力と同調できるのが真実です。

問題から目をそむけず、敵から目をそらさず、逃げず、あくまで自分を無心にするパワーで、落ち着いて自分で問題の解決に当たることが基本です。

哲学, 宇宙, 心理学