千日回峰行の行者、釜堀浩元氏の「堂入り」満行が世間をにぎわしています。
13日から9日間、大津市坂本本町の比叡山無動寺谷の明王堂で断食断水、不眠不臥(が)の「堂入り」の行に入っていた千日回峰行者の釜堀浩元氏(41)=延暦寺善住院住職=が、21日未明に無事満行し、出堂したとのこと。この瞬間から、不動明王と一体となった「当行満阿闍梨(とうぎょうまんあじゃり)」と称され、信仰の対象となったのです。堂入りの満行は8年ぶりで、戦後13人目です。
堂入りは、そのうち700日の行を終えた行者が、明王堂にこもって不動明王と一体となることを目指す行。来年は京都市左京区の赤山禅院まで足を延ばして回峰する「赤山苦行」、再来年は「京都大廻(まわ)り」に挑むとのこと。
つまり、「堂入り」は、この回峰行修行の途中経過なのです。
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ニュートリノの研究でノーベル賞受賞が世間をにぎわしています。ニュートリノに質量があったということ。先立つこと2011年9月、この粒子が光速より速い速度で運動するという実験結果が提出されました。光より9174m/s速いという結論。
しかしこれはその後否定され、光速より遅いということに落ち着いています。しかし、依然として光速に近い速さとは考えられています。
相対論によれば、質量をもつものが光速を超える運動できないことになっています。相対質量が無限大となり、運動が停止するからです。
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ちょっと休憩目的の記事です。みなさんはサン・ジェルマン伯爵はご存知ですか。そう、タイムトラベラーではないかと疑われた人物で、その手の話が大好きのファンには興味の的。
彼にはさまざまな噂がつきまとっていましたが、生前に敢えてそれを否定しなかった為、稀に見る特異な人物として歴史に名を残すことになっています。彼が人類普遍の夢である不死の象徴として語られることも、こうした伝説の流布を助長したと考えられます。以下はそうした伝承の代表的なもの。
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