自由がない、ということで不満がある人はたくさんいるはずです。
組織に属している人で、そのような不満は少なからずいるはず。
組織がたとえば会社の場合、中には、大満足でなんの不満もない人もいるでしょうけれど、おそらく稀です。
「給料が安い」、「残業が多い」、「任せられる仕事が面白くない」、「これがいやだ」、「あれがいやだ」。
こんな意見が多いんじゃないかな。
「中には、基本的には、満足だけど・・・・」とか「世間で一般的にはこんなもんじゃないかな。ましな方だ」
とか言えるのは、本当にましな方。
「今のところに居たのでは、お先真っ暗だ。なんとかしなくては」という深刻な人も、今この不況なので多いでしょう。
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仕事の世界ほど、人間の尊厳が冒され、平等性が崩れてる世界はありません。
なんて書くと、共産主義なのかなんて、40年前ぐらいには言われたかもしれません。
今の社会はそんな次元ではない。人の本性が「~主義」なんて、もうとうに崩れているし、何かを標榜して活動したところで、
本性のレベルどまり。
まぁ、その辺はいいとして、一番今、言いたいのは、人間がどれだけ、自由で平等になったのかということ。
仕事の世界で、どれだけ、人間の尊厳が保たれ、平等性が発揮されているかということ。
図る尺度、表現等考えると、ルドルフ・シュタイナーの「自由の哲学」が一番言い当てているかもしれません。
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さーて、ちょっと哲学的な記事とまではいかないですが、
非常時の心の持ち方みたいな記事が続きました。というのも、高年齢再就職というテーマは、それほど過酷だからです。
繰り返すまでもないですが、50代後半ともなれば、定年齢間近。記憶力、体力はあきらかに若者に劣ります。まともに働いてきた人には、専門知識、知恵と経験だけはあるといえるでしょう。
たとえば大企業のリストラ組の熟年層が、何のコネもない場合、いままで全く経験のない、仕事に就く。専門に従事されている方々には大変失礼なのですが、たとえば、タクシードライバー、清掃人、交通整理、ガードマン、土木工事などに従事せざるを得ないのでしょうか。職業に貴賤なしなので、どの仕事も価値のある仕事なのですが、社会に貢献することは同じだとして、やはり、それまでの専門性を活かした職場は見つからないのでしょうか。
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